ライブ決定!2007年9月4日 東京・中目黒「楽屋」
次回のライブは9月、中目黒「楽屋」で行います。
みなさまとお会いできるのを楽しみにしております。
ご予約はお早めにどうぞ。
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Sem Voce ライブ vol.5
■2007年5月24日(木) 東京・中目黒「楽屋」
【1部】
01.Triste トリスチ
(Antonio Carlos Jobim) (1967)
vo+sax+gt
タイトルは「悲しみ」という意味。極めてシンプルな形式で書かれた、親しみやすいメロディの曲である。作詞はジョビン本人による。<ひとりぼっちは悲しい 美しい君は僕にとって飛行機のように手が届かない存在だ>
02.Por Toda Minha Vida この人生のすべて
(Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes) (1959)
p+cello
モジーニャというブラジルの古い音楽形式で作曲された、重厚な曲。スペイン映画「Talk to Her」(2002)の冒頭シーンに、エリス・レジーナが歌うトラックが挿入されている。
03.Mojave モハヴェ
(Antonio Carlos Jobim/Newton Mendonca) (1967)
fl+p+gt+cello+scat
タイトルは、アメリカのカリフォルニア州にある砂漠地帯の名前。旅の印象をエキゾチックなワルツに書き留めている。
04.So Danco Samba ソ・ダンソ・サンバ
(Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes) (1962)
vo+fl+p+gt+cello
シンプルで楽しい、アップテンポのサンバ。<僕はサンバしか踊らない、ツイストもカリプソもチャチャチャも飽きてしまったから。だからサンバしか踊らないんだ。>
05.Piano na Mangueira マンゲイラのピアノ
(Antonio Carlos Jobim/Chico Buarque) (1992)
vo+sax+p+gt+cello
ブラジルを代表するサンバチーム、マンゲイラの存続を援助する企画アルバムのために書き下ろされた。パルチード・アルトと呼ばれる伝統的なサンバのリズムで書かれており、他のジョビンのサンバとは一線を画す曲調である。
06.Anos Dourados 黄金の日々
(Antonio Carlos Jobim/Chico Buarque) (1986)
vo+fl+p+gt+cello
シンガーソングライターであるシコ・ブアルキとの共作で、同名のTVドラマのために書かれた。曲調はゆったりした美しいボレロである。<君と過ごしたあの12月はまるで黄金の歳月。月並みな愛の言葉を交わしていた僕達は、まるで古いボレロのようだ>
07.Estrada Branca 白い道
(Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes) (1958)
vo+p+cello
この時期の彼の作品は、ボサノバ以前の音楽であったサンバ・カンソンやショーロの雰囲気を残しているものが多い。<白い道、白い月。あなたがいない道を独りで歩いていくのは、どんなに寂しいことだろう>
08.The Red Blouse 赤いブラウス
(Antonio Carlos Jobim) (1967)
fl+p+gt+cello+scat
パーカッシブなメロディでつづられた明るいサンバ。One Note Samba(62年)、Surf Board(64年)と、彼は同じような形式の曲を同時期にいくつか作っている。
【2部】
01.Sem Voce あなたがいなければ
(Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes) (1959)
vo+p
ヴィニシウス・ジ・モラエスのシンプルな詩が映えるバラード。<あなたなしで、愛されず生きていくことは辛すぎる。あなたがいなければ、すべては意味が無く、世界は悲しい>
02.Choro ショーロ
(Antonio Carlos Jobim) (1970)
fl+cello
ショーロとは1900年代頃のブラジルの室内楽。ヨーロッパからの移民と共に運ばれた音楽で、ポルカに似た形式を持っている。ジョビンもショーロの作品を沢山作曲している。
03.Tema Jazz テーマ・ジャズ
(Antonio Carlos Jobim) (1970)
flute+p+gt+cello
表題どおり、ジャズにインスパイアされたような幾何学的な旋律を持つインスト作品。「Wave」ともオーバーラップする雰囲気を持っているが、テーマの和声進行は非常に複雑で、より個性的な作品となっている。
04.O Nosso Amor 二人の恋
(Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes) (1959)
vo+sax+p+gt+cello
フランス映画「黒いオルフェ」のために書かれたサンバ。同じ映画の挿入曲では「Felicidade」が有名で、ジョアン・ジルベルトはこの2曲をメドレーで演奏している。
05.Dialogo ヂアロゴ
(Antonio Carlos Jobim) (1967)
flute+p+gt+cello
「会話」を意味するタイトルどおり、二つの楽器による掛け合いのメロディが美しいハーモニーの中で穏やかにつづられて行く。このような対旋律は、ブラジルがヨーロッパから受け継いだ伝統的な音楽の形式である。
06.Frevo(Frevo de Orfeu) フレーヴォ(オルフェのフレーヴォ)
(Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes) (1959)
vo+fl+p+gt+cello
フランス映画「黒いオルフェ」のために書かれた曲で、フレーヴォ(ブラジルの北東部地方のダンス音楽)のリズムで書かれている。<おいで、太陽の下で踊ろう。緑の海、紺碧の空。私のブラジルはなんて美しい>
07.Luiza ルイーザ
(Antonio Carlos Jobim) (1981)
vo+fl+gt+cello
複雑なメロディを持つ美しいスローワルツ。クラシック音楽の影響が濃く出ている。<君に今聞いて欲しい、これはルイーザを忘れるために作った歌。ありあまるほどの愛を、私は君に捧げたのだ>
08.Chega de Saudade 想いあふれて
(Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes) (1958)
vo+fl+p+gt+cello
曲自体は"斬新なメロディのショーロ"であり、それをジョアン・ジルベルトが軽快なスタイルで歌ったことがボサノバ誕生のきっかけになったと言われている。ジョビンならではの個性的な旋律が際立っている。
【アンコール】
01.Garota de Ipanema イパネマの娘
(Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes) (1962)
vo+sax+p+gt+cello
世界中で愛されているボサノバの代表曲。曲も秀逸だが、人生の縮図を描いたヴィニシウスの詩も見事である。<見てごらん。海辺からやってくるあの娘の歩き方はどんな詩よりも美しい。それを眺める私は孤独で寂しい男。彼女は一人でもさっそうと歩いているのに。>
02.O Morro Nao Tem Vez (Favela) ウ・モーロ(ファヴェーラ)
(Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes) (1963)
vo+sax+p+gt+cello
モーロとはサンバが生まれたスラム地区のこと。アフロブラジリアンの雰囲気を持つ珍しい作品である。<モーロにはチャンスがない。でも一度出番がくれば何百というリズムを奏で、他の町もみんな歌いだすだろう>
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