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ライブ決定!2007年5月24日 東京・中目黒「楽屋」

次回のライブは5月、おなじみの中目黒「楽屋」で行います。
みなさまとお会いできるのを楽しみにしております。

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曲目解説 vol.4(2007.03.17)

Sem Voce ライブ vol.4
■2007年3月17日(土) 千葉・茂原「ふぇるまぁた」

【1部】

01.Desafinado デサフィナード
(Antonio Carlos Jobim/Newton Mendonca) (1958)
vo+sax+gt

タイトルは「音痴」という意味。軽快に流れる曲の中に複雑なメロディが見え隠れしている。<歌が上手くない人でも自然に心を表現するのがボサノバなんだ> と、新しい音楽の価値観をさりげなく主張している。

02.Por Toda Minha Vida この人生のすべて
(Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes) (1959)
p+cello

モジーニャというブラジルの古い音楽形式で作曲された、重厚な曲。スペイン映画「Talk to Her」(2002)の冒頭シーンに、エリス・レジーナが歌うトラックが挿入されている。

03.Mojave モハヴェ
(Antonio Carlos Jobim/Newton Mendonca) (1967)
fl+p+gt+cello+scat

タイトルは、アメリカのカリフォルニア州にある砂漠地帯の名前。旅の印象をエキゾチックなワルツに書き留めている。

04.So Danco Samba ソ・ダンソ・サンバ
(Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes) (1962)
vo+fl+p+gt+cello

シンプルで楽しい、アップテンポのサンバ。<僕はサンバしか踊らない、ツイストもカリプソもチャチャチャも飽きてしまったから。だからサンバしか踊らないんだ。>

05.Piano na Mangueira マンゲイラのピアノ
(Antonio Carlos Jobim/Chico Buarque) (1992)
vo+sax+p+gt+cello

ブラジルを代表するサンバチーム、マンゲイラの存続を援助する企画アルバムのために書き下ろされた。パルチード・アルトと呼ばれる伝統的なサンバのリズムで書かれており、他のジョビンのサンバとは一線を画す曲調である。

06.Forever Green フォーエバー・グリーン
(Antonio Carlos Jobim/Paulo Jobim) (1994)
vo+fl+p+gt+cello

ブラジル風4ビートのゆったりした曲。1992年のリオの環境会議のテーマとして作られ、英語詞で書かれている。<緑を守らなければやがて世界は砂漠になり、神様が私たちを咎めにやってくるだろう>

07.Estrada Branca 白い道
(Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes) (1958)
vo+p+cello

この時期の彼の作品は、ボサノバ以前の音楽であったサンバ・カンソンやショーロの雰囲気を残しているものが多い。<白い道、白い月。あなたがいない道を独りで歩いていくのは、どんなに寂しいことだろう>

08.The Red Blouse 赤いブラウス
(Antonio Carlos Jobim) (1967)
fl+p+gt+cello+scat

パーカッシブなメロディでつづられた明るいサンバ。One Note Samba(62年)、Surf Board(64年)と、彼は同じような形式の曲を同時期にいくつか作っている。


【2部】

01.Sem Voce あなたがいなければ
(Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes) (1959)
vo+p

ヴィニシウス・ジ・モラエスのシンプルな詩が映えるバラード。<あなたなしで、愛されず生きていくことは辛すぎる。あなたがいなければ、すべては意味が無く、世界は悲しい>

02.Choro ショーロ
(Antonio Carlos Jobim) (1970)
fl+cello

ショーロとは1900年代頃のブラジルの室内楽。ヨーロッパからの移民と共に運ばれた音楽で、ポルカに似た形式を持っている。ジョビンもショーロの作品を沢山作曲している。

03.O Nosso Amor 二人の恋
(Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes) (1959)
vo+sax+p+gt+cello

フランス映画「黒いオルフェ」のために書かれたサンバ。同じ映画の挿入曲では「Felicidade」が有名で、ジョアン・ジルベルトはこの2曲をメドレーで演奏している。

04.Luiza ルイーザ
(Antonio Carlos Jobim) (1981)
vo+fl+gt+cello

複雑なメロディを持つ美しいスローワルツ。クラシック音楽の影響が濃く出ている。<君に今聞いて欲しい、これはルイーザを忘れるために作った歌。ありあまるほどの愛を、私は君に捧げたのだ>

05.Frevo(Frevo de Orfeu)  フレーヴォ(オルフェのフレーヴォ)
(Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes) (1959)
vo+fl+p+gt+cello

フランス映画「黒いオルフェ」のために書かれた曲で、フレーヴォ(ブラジルの北東部地方のダンス音楽)のリズムで書かれている。<おいで、太陽の下で踊ろう。緑の海、紺碧の空。私のブラジルはなんて美しい>

06.Janelas Abertas 窓を開けて
(Antonio Carlos Jobim/Newton Mendonca) (1958)
vo+fl+p+gt+cello

ボサノバ以前に流行したサンバ・カンソンという曲調で、歌手がゆったりと歌い上げるスローサンバである。<あなたがいなくなった寂しい家。それでも、太陽が二人の思い出を照らしてくれるように窓を開けておこう>

07.Chega de Saudade 想いあふれて
(Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes) (1958)
vo+fl+p+gt+cello

曲自体は"斬新なメロディのショーロ"であり、それをジョアン・ジルベルトが軽快なスタイルで歌ったことがボサノバ誕生のきっかけになったと言われている。ジョビンならではの個性的な旋律が際立っている。


【アンコール】

01.Garota de Ipanema イパネマの娘
(Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes) (1962)
vo+sax+p+gt+cello

世界中で愛されているボサノバの代表曲。曲も秀逸だが、人生の縮図を描いたヴィニシウスの詩も見事である。<見てごらん。海辺からやってくるあの娘の歩き方はどんな詩よりも美しい。それを眺める私は孤独で寂しい男。彼女は一人でもさっそうと歩いているのに。>

02.O Morro Nao Tem Vez (Favela) ウ・モーロ(ファヴェーラ)
(Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes) (1963)
vo+sax+p+gt+cello

モーロとはサンバが生まれたスラム地区のこと。アフロブラジリアンの雰囲気を持つ珍しい作品である。<モーロにはチャンスがない。でも一度出番がくれば何百というリズムを奏で、他の町もみんな歌いだすだろう>

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